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【12/21】いにしぇの里葡萄園 稲垣さんをお招きした試飲販売会!

【長野県・いにしぇの里葡萄園】 
12/21(土) 11:00〜19:00を予定

今回は、代表の稲垣さんが塩尻からはるばるこみや酒店にお越しくださいます!
KAKUUCHIではなんと貴重なバックヴィンテージのワインを分けて頂き
2〜3種類抜栓予定です。

ワイナリーと圃場へは、 昨年と今年と2回訪ねてきました。
場所は長野県塩尻市北小野。 標高は約850メートル。
2017年から塩尻ワイン大学の一期生として 4年間勉強。
城戸さんやヴォータノさん、 アズッカさんでワイン醸造を勉強しました。
元々は東京で10年間洋食の料理人をしていましたが2005年に東京での生活に
終止符を打ち、故郷へ戻ってきます。 その後、レストランということもありワインが 身近な存在に感じていた稲垣さんは、 信濃ワインでアルバイトをしながら、
JR塩尻駅前で、地元産や長野県産のワインと 地元産の食材をつかった料理が楽しめる
レストラン「ブラッスリーのでVin」を営みました。

信濃ワインではぶどうの収穫だけではなく、 ワイン醸造の手伝いも経験しました。
ぶどう栽培やワイン醸造のさまざまな工程について 知るたび、ワイン造りに興味を
持ちはじめます。 稲垣さんにとって重要な出会いがあります。 2005年に
信濃ワインでアルバイトをしていた稲垣さんは遡ること1年前に
城戸ワイナリーさんが開業しています。その時の立ち上げにかかわった
メンバーが同時期に信濃ワインに在籍していました。 そうして城戸さんの
ご夫婦を紹介していただき、 ワイナリー開業へ一気に走っていくことになります。

まずは実家の畑に300本ブドウを植えました。 それもピノノワールを。
最初はメルローを と思っていたそうですが、適性を見極めていくうちに
寒い場所ではメルローは育たないことを 先輩方に言われ断念。

それもそのはずでワイナリーがある 塩尻の北小野という地域は
標高が850mにも 達する寒冷地。周りにもブドウを栽培している人は
おらず何もかもが初めてだったそう。 数年間の試行錯誤でようやく
思い通りの ブドウが造れるようになります。 ワインにしっかり色が
出るのは寒暖差があるから。 土壌は塩尻の土壌に典型的な火山灰の
黒ぼく土。 高原野菜や蕎麦などが栽培されていた歴史を 持つ土壌な為、
土壌改良などは ほぼすることなく使用しています。

ワイナリー名「いにしぇの里葡萄酒」は、
フランス語の「initie(イニシェ・はじまり)」と、
古い時代をあらわす言葉「古(いにしえ)」から
インスピレーションを受けています。 稲垣さんの個人的な思考の中に
4文字よりも3文字の名前の方が 覚えてもらいやすい、言いやすい
ということで 「いにしぇ」と3文字にしています。 塩尻市のなかでも、
桔梗が原や岩垂原、 柿沢などの地区は全国に広く名を知られていますが、
北小野という地域はいにしぇの里葡萄酒が パイオニアとなって開拓した
新しいワイン産地です。 ぜひお越しください!